MOZA Mini-PジンバルにSONY α6500とSELP18105G便利ズームレンズを載せてみた。


こんにちは。ワイエスイメージのよっちゃんこと山中です。
今回は新製品のGUDSEN MOZA Mini-PジンバルにSONYのAPS-Cミラーレス一眼 α6500と安価な便利ズームレンズE PZ 18-105mm F4 G OSS(SELP18105G)を載せてみました。

この組み合わせが果たして載るのか、載らないのか?
非常に気になるところでしたが、結論から言えば載りました。





とりあえず搭載出来ることは確認出来ましたが、条件があります。
この写真のようにバランスを取るためにはレンズにフードもフィルターも装着していない状態である必要があります。試しにレンズ前玉に固定NDフィルターや可変NDフィルターなどをつけると、たちまち前傾しバランスが崩れてしまいました。






ちなみにグリップが傾いて見えるのは仕様です。
これは回転機構の出っ張り部により、グリップを直立させるとバランスが崩れ前傾してしまうためです。グリップの底部を見ると斜めにカットされていることが分かります。






また、Lブラケットプレートはチルトモーターから簡単に取り外すことが出来ます。
当店で扱っているPILOTFLY Travelerジンバルは外部アクセサリーのクランプ無しではこのカメラとレンズを取り付けることが出来ませんでしたので、Travelerジンバルよりも若干カメラ搭載可能範囲が広いと言えるかもしれません。


ではフィルターを付けたい場合はどうすれば良いでしょうか。
当店で色々試す中で一番しっくり来たのがMENGSのクランプCL-70Nでした。








上写真をご覧の通り、このクランプは前後が長いためクランプ自体を手前にオフセットしてネジ止めすることが可能です。これによりバランスがリア側に寄りカウンターウェイトの役目を果たすことが出来ます。通常のミニクランプだと1/4インチねじが中央に1か所空いているだけのものが多く、これだと重心のオフセットが出来ないため注意が必要です。お手持ちのクランプのネジ穴が中心部以外のオフセット箇所に空いているどうかをご確認下さい。


上記によりバランス取りを行った画像が以下です。






組んでみると意外としっかりバランスが取れることが分かりました。
SELP18105Gレンズのフィルター径は72mmなので、KENKOの72mm-77mmのステップアップリングと手持ちのKENKOのバリアブルNDX2(77mm)を付けています。フロントヘビーになる要因であるフィルター装着を、クランプ取付位置のリア側オフセットによってバランス取りした一例として参考にして頂ければ幸いです。

当店では本商品、MOZA Mini-Pジンバルを取り扱っております。
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