QHYCCDってどんなカメラ?(7)お手頃価格の冷却CMOSカメラ・QHY183M/C




CMOSカメラは手頃な価格が魅力。フルサイズの改造デジタルカメラと同じくらいの予算で、超高感度・高解像度の冷却CMOSカメラを手に入れることができます。

QHY183M冷却CMOSカメラ(1インチ2000万画素12bitモノクロCMOS)

QHY183Mは、最新鋭の裏面照射型モノクロCMOSセンサーを搭載。量子効率(センサーに入射した光のうちどのくらいを電気信号に変換できるかを示す数値、100%が最大)は84%、読み取りノイズ(リードノイズ)は1e-以下。最高レベルのセンサー性能です。



QHY183Mのセンサーサイズは1インチと大きくはありませんが、画素数2000万画素・ピクセルサイズ2.4μという超高解像度。ディープスカイを短時間露光で多数枚撮影する「ラッキーイメージング」に適しています。



QHY183C冷却CMOSカメラ(1インチ2000万画素12bitカラーCMOS)



QHY183M/Cは4098×2160 31FPSの動画出力が可能。CMOSカメラがCCDカメラに対して圧倒的な優位性を示すのが動画の撮影。読み取り速度の速いCMOSカメラは、フレームレートの高い動画を撮影でき、好シーイングの合間を捉える惑星撮影にも最適です。

惑星の動画撮影の場合は、RGB三色を同時に撮影できるカラーモデルQHY183Cも使いやすいでしょう。